世界の小麦生産量450万トン減 米見通し、ウクライナへの侵攻で

 
 ウクライナ南部の小麦=2013年7月(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】米農務省は12日、5月の農産品の需給見通しで、2022~23年度の世界の小麦生産量は7億7480万トンと前年度より約450万トン減るとの見通しを示した。ロシアによる侵攻でウクライナの生産量が大きく落ち込むことが響いた。一方、総輸出量はウクライナの減少をロシアやカナダが補い、500万トン増えるとした。

 小麦の主要生産国であるウクライナへの侵攻で、世界の穀物供給の減少や穀物価格の高騰が懸念されている。

 需給見通しによると、ウクライナの生産量は約1150万トン減の2150万トン。オーストラリアなども減るが、ロシアや米国は増産を見込んだ。