芝管理委託を次点の地元企業に 栃木県スポーツ協会、規定逸脱

 
 栃木県スポーツ協会が芝管理業者を公募した県総合運動公園陸上競技場=5月、宇都宮市

 栃木県スポーツ協会が2020年、県総合運動公園陸上競技場の芝管理業務の委託先を公募した際、会計規定を逸脱し、審査委員の合計評価が最高点だった東京の企業ではなく、次点の地元企業を選んでいたことが19日、分かった。共同通信の取材に複数の関係者が「(次点企業を選ぶよう)当時の県教育委員会事務局から、協会に圧力があった」と証言。審査の在り方が問われそうだ。

 この選定で県が今年1月、協会に「第三者が見ても根拠が分かる形で」と口頭で指導したことも判明。取材に応じた協会の荒川事務局長は「今後気を付ける」としたが、結果は「問題はない」とし、県教委側からの圧力も否定した。