中国軍艦、尖閣諸島に接近 日本「関心」を伝達、けん制

 
 沖縄県・尖閣諸島

 中国海軍の軍艦が6月上旬、沖縄県・尖閣諸島から非常に近い西約30カイリ(約55キロ)の海上を航行し、日本が外交ルートを通じ中国に「関心」を伝え、くぎを刺していたことが21日分かった。複数の日中関係筋が明らかにした。国際法上問題のない公海上の航行だが、通常はより離れた約45カイリの海域を通っており、日本は警戒を強めている。

 中国は海警局の艦船を繰り返し領海に侵入させるなどして日本が尖閣を実効支配する現状の変更を狙っている。2016年6月には領海外側の接続水域で中国軍の軍艦の航行が初めて確認されたほか、18年1月には潜水艦が接続水域を潜ったまま航行した。