多頭飼育崩壊に再び賠償命令 高裁、神ボランティアに12万円

 
 愛護団体が女性に譲渡した後に死んだ犬=2016年10月(原告弁護団提供)

 犬猫が大量に繁殖して十分に飼育できない「多頭飼育崩壊」状態に置かれて預けた犬が死んだとして、三重県四日市市の動物愛護団体の代表が、犬猫保護の「神ボランティア」として知られていた京都府八幡市の女性に約145万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、大阪高裁は24日、約12万9千円の支払いを命じた。

 約6万7千円の支払いを命じた一審大阪地裁判決(昨年11月)を変更し、賠償額を増額した。

 本多久美子裁判長は一審判決と同様、女性が資金難となり、飼育していた多くの犬猫を動物病院に連れて行かず、劣悪な環境で衰弱死させたと認定した。