サル痘の届け出基準、見直しへ 厚労省、ワクチン接種も検討

 

 欧米を中心に患者が増加し、国内でも感染者が確認されたウイルス感染症の「サル痘」について、厚生労働省は1日の専門部会で医師による届け出基準を見直す方針を明らかにした。現在の流行で特徴的な症状を追加する。今後、サル痘予防にも使えるようになる国産の天然痘ワクチンについては、患者に接する可能性の高い人を対象に想定し、事前接種の検討を続ける。

 サル痘の症状としてこれまでは発疹や発熱が知られていたが、今年5月以降の流行では、病変が肛門付近に集中するなど性的接触に伴うと見られる症状が出ている。厚労省はこうした症状を現行の届け出基準の臨床的特徴に盛り込む。