イラン核活動「急速に進展」 IAEA、査察制限に懸念

 
 2日、米ニューヨークの国連本部で記者会見するIAEAのグロッシ事務局長(共同)

 【ニューヨーク共同】国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は2日、ニューヨークの国連本部で記者会見し、IAEAの査察制限を続けるイランの核開発は「急速に進展している」と懸念を表明、透明性確保のため査察制限を解除するよう要求した。

 グロッシ氏は「イランは非常に野心的な核開発計画を持っており、適切に検証される必要がある」と指摘。イランの核開発を制限する核合意を欧米諸国などと交わした2015年当時から大きく拡大し、検証が「骨の折れる作業」になりつつあると述べた。

 イラン核合意は、18年にトランプ前米政権が離脱後、イランも合意違反を重ね、機能不全に陥った。