実弾窃盗疑われうつ発症、提訴へ 奈良県警の20代巡査長

 
 奈良西署

 奈良県警奈良西署の20代の男性巡査長が、署で管理する拳銃の実弾を盗んだ疑いをかけられて長時間の取り調べを受けた結果、うつ病を発症して休職を余儀なくされたとして、県警を所管する奈良県に慰謝料など約710万円の損害賠償を求め、奈良地裁に5日に提訴することが3日、分かった。

 巡査長は、県警から謝罪は受けたが、「捜査は適正だった」との立場のままだとして「人格を否定するような取り調べをされた。謝罪だけで済ませられない」と主張している。県警は取材に「引き続き丁寧かつ誠実に対応していく」とした。