無人機や宇宙サイバーを強化 防衛省、23年度概算要求方針

 
 防衛省

 防衛省が作成した2023年度予算の概算要求の基本方針が3日、判明した。陸海空に加え、宇宙やサイバー空間など新領域を含む「領域横断作戦能力」を強化すると明記。相手の射程圏外から攻撃する「スタンドオフ防衛能力」や、ドローンなど無人化した装備品を充実させる。防衛力を5年以内に抜本的に強化するとし、防衛費は概算要求としては過去最大の5・5兆円台で調整する。複数の政府、与党関係者が明らかにした。

 防衛費は新型装備など金額を明示しない「事項要求」を多数盛り込み、最終的に6兆円規模に膨らむ可能性がある。国防費を増額させ、軍事的優勢の度を強める中国への対応が念頭にある。