西松建設で9億円不正会計 収支悪化を隠蔽、所長解雇

 

 中堅ゼネコンの西松建設の所長が北海道や東北の建設工事に絡み、収支の悪化を隠蔽するため約9億円の不正な会計処理を行っていたことが4日分かった。協力会社に私的な出費の負担をさせていたことも社内調査で判明した。所長は7月に諭旨解雇処分となった。

 西松建設によると、所長は北日本支社(仙台市)に在籍。2014年ごろから、担当していた北海道や東北の5カ所の建設工事で収支が悪化したことを隠すため、約9億円分の工事原価を別の工事に付け替える不正な会計処理をしていたという。

 21年11月、内部通報窓口に情報提供があり、調査したところ不正が発覚した。