市議、無償でアベノマスク提供 公選法抵触の可能性、埼玉・幸手

 
 埼玉県幸手市の木村治夫市議が自治会関係者に渡したマスクが入っていた箱に貼られた伝票=7月(画像の一部を加工しています)

 埼玉県幸手市の木村治夫市議(64)が今年4月ごろ、新型コロナウイルス対策で政府が調達し在庫となっていた布製マスクを厚生労働省から受け取り、その後少なくとも約1万4千枚を地元自治会関係者に無償で渡していたことが4日、分かった。専門家は、選挙区内の有権者への物品寄付を禁じた公選法に抵触する可能性があると指摘している。

 木村氏は共同通信の取材に「マスクが欲しいという地元の要望に応えただけだ。ただ、誤解を招く行為でうかつだった」と述べた。

 木村氏によると、政府が調達した布製の「アベノマスク」に関し、在庫分の配送を受け付けていた厚労省に申請し、約3万枚を入手した。