与那国漁協、操業を自粛 中国演習後、安全確認まで

 
 沖縄県与那国町の港に停泊した漁船=5日午後

 中国軍の弾道ミサイルが日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下したことを受け、台湾から約110キロの距離に位置する沖縄県・与那国島の地元漁協は5日、所属する漁業者に操業自粛を要請した。期間は中国軍による演習が終わり、安全が確認されるまで。

 与那国町漁業協同組合の嵩西茂則組合長は「このような演習になるとは寝耳に水だった。魚の需要が高まる時期で、非常に腹立たしく、早く終わってほしい」と話した。

 一方、与那国町には、日本政府や県から有事が起きた場合の対応策に関する連絡はないといい、担当者は「危機感が足りないのではないか」と不満を漏らした。