日銀総裁、2~3年利上げせず 記者会見で表明、孤立深まる

 
 金融政策決定会合を終え、記者会見する日銀の黒田総裁=22日午後、日銀本店(代表撮影)

 日銀の黒田東彦総裁は22日、金融政策決定会合後に記者会見し「当面、金利を引き上げることはない」と表明した。当面は「数カ月ではなく、2~3年の話」と補足し、短期金利をマイナス0・1%、長期金利を0%程度に誘導する大規模な金融緩和策をさらに長期間続ける考えを示した。

 スイス国立銀行(中央銀行)は22日、マイナス金利の解除を決めた。マイナス金利を導入している主要中央銀行は日銀だけになる。米欧の中央銀行が物価高の抑制を狙い相次いで利上げに踏み切る中、世界での日銀の孤立感が深まっている。