豚骨燃料で観光カート疾走、宮崎 高千穂あまてらす鉄道、脱炭素へ

 
 高千穂鉄橋からの絶景を楽しめる観光用カート=宮崎県高千穂町(高千穂あまてらす鉄道提供)

 高千穂あまてらす鉄道(宮崎県高千穂町)が、観光用カートの燃料を豚骨ラーメンのスープからつくったバイオディーゼル燃料に切り替えた。脱炭素化に向けた取り組みで、排ガスはまるでチャーハンのような香り。煙たさも減り、乗客の評判は上々だ。

 カートはディーゼルエンジンを積んだ駆動車と2両の客車で編成し、60人乗り。往復約5キロの路線を30分で運行する。

 軽油に代え、8月に導入したバイオディーゼル燃料は、福岡県の運送会社「西田商運」が開発した。同社は食べ残しのラーメンのスープからラードを分離して回収。固まらないように特殊な方法で精製し、燃料を製造している。