「厳正な安全規制継続の準備」 原発運転延長で山中委員長

 
 記者会見する原子力規制委の山中伸介委員長=21日午後、東京・内幸町の日本記者クラブ

 原子力規制委員会の山中伸介委員長は21日、日本記者クラブで会見し、原発の60年超運転も可能にする規制制度の見直しについて「継続的で、厳正な安全規制が失われないために準備をしている。詳細な制度設計に入るのは、利用政策側が(具体的な見直し)案を出してからだ」と述べた。

 「原則40年、最長60年」に制限される運転期間を延ばす方向で経済産業省の議論が続く中、規制側の検討が先行して批判が出ていた。山中氏は「規制に抜けがあってはいけないとの思いで検討を始めた。(政府から)圧力が加わったり、取引があったりしたことは全くない。自信を持って表明できる」と強調した。