出勤拒否のコロナハラスで和解 大阪、就労施設が「遺憾の意」

 
 大阪地方裁判所=2020年10月

 視覚と聴覚に障害のある男性(39)が新型コロナに感染したことを理由に出勤を拒否されるなどの「コロナハラスメント」を受け、退職を余儀なくされたとして、勤務先だった就労支援施設「アルファセブン」に330万円の損害賠償を求めた訴訟は21日、大阪地裁で和解が成立したことが分かった。

 施設側が「新型コロナに罹患したことを理由に出勤を拒んだと受け止められるような発言をしたことに遺憾の意を表する」という内容。解決金などの有無は非公表。男性は「円満に和解できて良かった。事業者が就労者に対し誠実に向き合ってくれるきっかけになればと願っています」とするコメントを出した。