経産相、処理水新基金を説明 全漁連「反対変わらず」

 

 西村康稔経済産業相は22日、東京電力福島第1原発でたまり続ける処理水の海洋放出に伴う漁業者支援を巡り、全国漁業協同組合連合会(全漁連)の坂本雅信会長と経済産業省で面会した。政府が2022年度第2次補正予算案に盛り込んだ500億円の新たな基金で、漁船の燃油コスト削減の取り組みなどを支援する方針を示し、理解を求めた。

 坂本会長は「漁業者との信頼関係構築に向けた姿勢と重く受け止めた」と支援策の具体化に一定の理解を示しつつ、「このことのみで漁業者の理解が得られるものではなく海洋放出に反対であることは変わらない」との声明を出した。