アホウドリの取引規制引き下げ 個体数回復、ガンの仲間も

 
 卵を抱く鳥島のアホウドリ=2018年12月(長谷川博・東邦大名誉教授提供)

 パナマで開催中のワシントン条約締約国会議は23日までに、絶滅危惧種で国際取引が原則禁止されている大型の海鳥アホウドリと、ガンの仲間シジュウカラガンの規制レベル引き下げを決めた。輸出国の許可があれば取引可能となる。共に保護活動が功を奏し、個体数が回復しつつあることなどが評価されたが、絶滅の危険性は引き続き高い状況にある。

 2種について米国が、取引に輸出国の許可証や、種の保全に影響がないことを示す証明書が必要となる付属書2への格下げを提案、全会一致で了承された。これまでは原則禁止の付属書1だった。