「希望の鶴」復興支え10年 20万羽販売、折り手に収入

 
 「希望の鶴」の活動が10年を迎え、記念の催しで折り鶴を手にする福田康夫元首相の妻貴代子さん(中央)=23日午後、東京都千代田区

 特殊な形状の折り鶴を販売して東日本大震災からの復興を支援する「希望の鶴」の活動が10年を迎え23日、記念の催しが東京都内で開かれた。これまで約20万羽が全国や世界へ羽ばたき、1羽につき100円が折り手の被災者の収入となった。活動を支えた福田康夫元首相の妻貴代子さんは「これからも多くの鶴が希望を乗せて飛んでいってほしい」とあいさつした。

 当時、復興ボランティアをしていた元小学校長の故・落合早苗さんが興味を持ち、2012年に貴代子さんを石巻市に招いて仮設住宅の女性を集め、折り方を教わった。

 落合さんは被災者の自立につながるとして販売を発案した。