ボンタンサウナで整えて、鹿児島 甘酸っぱい「熱波」農家がコラボ

 
 ボンタンサウナを楽しむ人たち=13日、鹿児島市

 鹿児島県阿久根市の特産のかんきつ類ボンタンの魅力を発信するため、農家の有志がサウナとコラボを企画した。ボンタンの精油の入った水を熱した石にかけて蒸気を発生させ、甘酸っぱい香りに包まれた「熱波」で整えてもらう取り組み。後継者不足などで存続危機にあるボンタンを身近に感じてもらい、販路拡大を狙う。

 企画したのは、農業盛永宏史さんら4人。阿久根のボンタン農家は最盛期に約550戸あったが、現在は20戸ほどに激減。存続危機に立ち向かおうと地元企業と協力し、銭湯に浮かべるボンタン湯やボンタンコーラの開発に取り組んできた。新たな狙いを定めたのが若者に人気のサウナだった。