中国、追加の金融緩和を示唆 経済先行きに危機感

 
 10月、中国・杭州の街角にある大型スクリーンに映し出された習近平国家主席(AP=共同)

 【北京共同】中国の国営メディアは23日、中国政府が追加の金融緩和を示唆したと伝えた。22日に開いた会議で、金融機関から預金の一定割合を預かる預金準備率の引き下げなどの政策を「適宜に運用する」よう指示した。新型コロナ感染拡大で落ちこむ経済の先行きに危機感を強めた格好だ。

 会議は李克強首相が主宰した。預金準備率の引き下げは、銀行が企業融資に回すお金が増える効果がある。上海がロックダウンされていた4月に引き下げていた。

 会議は同時に、政府が経済活性化のために打ち出した財政・金融政策が「一部の地域では十分に行われておらず、引き続き力を入れる必要がある」と指摘。