WHO、はしか接種4千万人逃す 世界の子ども、コロナ禍影響か

 
 WHOのテドロス事務局長(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】世界保健機関(WHO)と米疾病対策センター(CDC)は23日、はしかの予防接種を2回終えておらず、感染を防ぐ十分な免疫がない子どもが2021年時点で世界に4千万人近くいたとの報告を発表した。CDCの週報に掲載した。

 新型コロナウイルス禍で接種が滞ったとみられ、WHOのテドロス事務局長は「接種を再び軌道に乗せることが重要だ。子供たちが予防可能な病気の危険にさらされている」と懸念を示した。

 報告によると、21年の2回接種完了率は71%で、コロナ禍前の19年と同じ。だが1回目の接種率は81%で、19年の86%から下落した。