大寒の沢にソバの実浸す、山形 あくを抜き甘さ出す

 
 収穫したソバの実を沢の冷水にさらす「寒ざらしそば」の水浸し作業=20日午前、山形市上宝沢の不動沢

 収穫したソバの実を沢の冷水にさらす「寒ざらしそば」の水浸し作業が20日、大寒に合わせ、山形市上宝沢の不動沢で行われた。2月上旬まで浸し、あくを抜き甘さを引き出す。

 山形麺類食堂協同組合(山形市)が例年、大寒の時期に実施。この日は水温3度の中、関係者らが腰まで水に漬かって「冷たい」、「寒い」と言いながら、約2・7トンのソバの実を沢に浸した。組合の寺崎利彦理事長は「寒くなり、そばにとってもいい季節。いい状態で皆さまに提供したい」と話した。

 浸したソバの実は乾燥させ、4月上旬ごろから市内のそば店などで提供する予定。