謎の源泉温度の低下で苦境、青森 嶽温泉、休業のホテルも

 

 津軽地方のシンボルである岩木山(1625メートル)の麓にあり、硫黄泉として知られる青森県弘前市の嶽温泉が、源泉温度の低下や湯量の減少で苦境に立たされている。温泉設備に故障は見られず、原因は不明。休業を余儀なくされるホテルもあり、長期化が懸念される。

 嶽温泉では、六つの浴用施設が複数の源泉を共同で使用している。嶽温泉旅館組合によると、昨年12月28日、冬場の主力となる源泉の異変が判明した。通常約80度だった源泉の温度が約50度まで低下。湯量も5分の1ほどに減った。

 今月になっても大きな改善は見られず、設備や機材に破損は確認されなかったという。