PT設置期間を1年延長

 
 スポーツ庁やJOC、日本スポーツ協会など5者による円卓会議=16日、東京都内

 スポーツ庁や日本オリンピック委員会(JOC)、日本スポーツ協会など5者による円卓会議が16日、東京都内で開かれ、今後の大規模スポーツ大会運営の在り方を検討するプロジェクトチーム(PT)の設置期間を2024年3月末まで1年延期することを決めた。

 東京五輪・パラリンピックを巡る汚職、談合事件を受け、PTは2月に指針案をまとめた。内容は3月中に確定させる方向だが、今後の事件の公判で新たな事実が判明し、修正や追記の必要性が生じる可能性に備えた措置だという。

 スポーツ庁の担当者は「事実が出てこなければ(PTで)議論する機会はなかなかない。臨時で開催する形になる」と説明した。