１７日午前の東京外国為替市場の円相場は、１ドル＝１３３円台前半で取引された。
午前１０時現在は前日比２９銭円安ドル高の１ドル＝１３３円３９～４０銭。ユーロは１８銭円安ユーロ高の１ユーロ＝１４１円６１～６６銭。
前日に経営難の米中堅銀行への資金支援を米金融大手が表明し、米欧の金融システムへの不安が和らいだことから、安全資産とされる米国債が売られて米長期金利が上昇。日米の金利差拡大を意識した円売りドル買いが先行した。
市場では「比較的安全な通貨として円を買う動きはいったん落ち着いた」（外為ブローカー）との声もあった。
