【トロント共同】米大リーグのワールドシリーズ(WS=7回戦制)第7戦は1日、トロントで行われ、大谷と山本、佐々木のドジャース(ナ・リーグ)はブルージェイズ(ア・リーグ)に延長十一回、5―4で逆転勝ちし、4勝3敗として2年連続9度目の制覇を果たした。
ドジャースの山本が九回途中から登板し、2回2/3を1安打無失点で前日の第6戦に続いて勝ち投手となり、今シリーズ最優秀選手(MVP)に選ばれた。日本選手のWSのMVPは2009年の松井秀喜以来2人目。
大谷は「1番・投手兼指名打者」で第4戦から中3日で先発登板。投手では2回1/3を投げ、1本塁打を含む5安打3失点だった。打者では5打数2安打。
試合はドジャースが3―4の九回にロハスのソロで同点。延長十一回にスミスのソロで勝ち越した。ブルージェイズの32年ぶり3度目の優勝はならなかった。
