陸上自衛隊第14旅団(香川県善通寺市)は12日、第14飛行隊所属のUH1J多用途ヘリコプターが徳島県上空で約30秒間レーザーを照射されたと発表した。搭乗員6人にけがはなく、機体の被害もなかった。部隊が徳島県警に通報した。
旅団によると、11日午後7時50分ごろ、JR阿波山川駅(徳島県吉野川市)北側の住宅地上空を飛行中に緑色のレーザーを照射された。ヘリは夜間飛行訓練を終えて帰投中だった。
旅団長の仲西勝典陸将補は「乗員や航空機の安全を脅かす危険な行為が発生したことは極めて遺憾。事案を深刻に受け止め、可能な対策を講じる」とコメントした。
