東京・湯島の個室マッサージ店でタイ人少女(12)が違法に働かされていた事件で、6月下旬ごろ、みだらな行為をさせると知りながら店に少女を違法に紹介したとして、警視庁が児童福祉法違反の疑いで、20代の母親の逮捕状を取得したことが12日、捜査関係者への取材で分かった。事件を巡ってはタイ警察幹部が11日に来日し、全容解明に向けて日本側と意見交換している。
警視庁によると、少女は母親と6月末に来日。母親に置き去りにされ、性的サービスに従事させられていたとみられる。あっせん組織が背後にあるとみて捜査している。
台湾の移民署は今月8日、警察当局が台湾で母親を拘束したと明らかにした。
