12日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=154円台後半で取引された。
午後5時現在は前日比43銭円安ドル高の1ドル=154円61~63銭。ユーロは84銭円安ユーロ高の1ユーロ=179円09~13銭。
取引開始直後は、民間企業が公表した米国の雇用関連指標が、同国の労働市場の弱さを示唆したのに伴うドル売り円買いがやや先行。その後は米政府機関の一部閉鎖の解除への期待感などから、ドルを買って円を売る動きが優勢となった。
片山さつき財務相が参院予算委員会で、外国為替市場での円安ドル高進行が経済に与える影響に関し「マイナス面が目立ってきたことは否定しない」と指摘した。
