気象庁は12日、台風26号が沖縄に接近し前線を伴う温帯低気圧に変わる見込みだとして、沖縄や奄美では13日にかけ土砂災害や低い土地の浸水に警戒するよう呼びかけた。沖縄は、うねりを伴う高波にも警戒が必要だ。
気象庁によると、台風26号は12日午後6時現在、台湾とフィリピンの間のバシー海峡を時速約15キロで東北東へ進んでいる。中心気圧は994ヘクトパスカル、最大風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートル。暖かく湿った空気の影響で、沖縄や奄美では13日にかけて大気の非常に不安定な状態が続く。
13日午後6時までに予想される24時間降水量は多い所で、奄美150ミリ、沖縄100ミリ。
