松本洋平文部科学相は2日の記者会見で、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産への登録を目指す「神楽」と「温泉文化」を巡り「国内外で認知の向上や、文化の保護・継承が一層進むことを期待している」と述べた。
同時に「登録に向けて必要な準備にしっかりと取り組んでいきたい」と語った。
国の文化審議会は11月28日、ユネスコへ申請する新たな候補として神楽と温泉文化を選んだ。
政府は、来年3月末までに申請書をユネスコへ提出する。神楽は2028年、温泉文化は30年にユネスコ政府間委員会で登録の可否が審査される見通し。
