自民党の鈴木俊一幹事長は2日配信のラジオNIKKEIポッドキャスト番組で、早期の衆院解散・総選挙に否定的な考えを重ねて示した。「党利党略のための解散は国民が許さない。内閣支持率が高いからといって、今解散することは考えていない」と述べた。
解散判断に関し、高市政権が実績を上げた上で信を問うべきだと強調。法施行から1年以内に選挙制度改革の結論を出すとした衆院議員定数削減法案を巡り「首相の解散権は縛られない」とも語った。収録は11月28日に行われた。
鈴木氏は11月9日のBS番組でも政策実現を優先させる必要があるとして、早期の解散に慎重な姿勢を示していた。
