柔道のグランドスラム東京大会最終日は7日、東京体育館で男女計7階級が行われ、男子66キロ級は五輪2連覇の阿部一二三(パーク24)が優勝した。決勝は顕徳海利(天理大)を退け、準決勝では世界王者の武岡毅(パーク24)に延長戦の末に優勢勝ち。武岡は3位。
女子70キロ級は世界女王の田中志歩(JR東日本)が頂点に立ち、来年10月の世界選手権(バクー)代表に決まった。
男子で60キロ級は近藤隼斗(パーク24)が決勝で中村太樹(JESエレベーター)を退けて制覇。パリ五輪銅メダルで世界王者の永山竜樹(パーク24)は準々決勝で韓国選手に敗れて3位だった。73キロ級は田中龍雅(筑波大)、81キロ級は老野祐平(旭化成)が制した。
女子78キロ級は池田紅(コマツ)が優勝した。78キロ超級の素根輝(パーク24)は1回戦敗退。日本勢は6階級制覇だった。
