SBIホールディングス(HD)傘下のSBI新生銀行は、最大で年4・2%相当の預金金利を提供するキャンペーンを10日に始める。4・2%は現行の10倍の金利。日銀の利上げに伴い、預金獲得に向けた競争が激化しており、大胆な優遇策で顧客を集めるのが狙いだ。
金利優遇は、SBI証券の証券口座と連携した預金口座の「SBIハイパー預金」で始める。優遇が適用される預金の上限は100万円で、キャンペーンは来年3月末で終える。
現在の通常金利は0・42%だが、SBIハイパー預金の総残高の増加に合わせて段階的に金利を引き上げる。
