9日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=156円台前半で取引された。
午後5時現在は前日比84銭円安ドル高の1ドル=156円19~20銭。ユーロは69銭円安ユーロ高の1ユーロ=181円80~84銭。
米連邦準備制度理事会(FRB)が9、10日に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)で今後の利下げに慎重な姿勢を示すのではないかとの観測が拡大。日米の金利差を意識した円売りドル買いが優勢だった。
市場では「日米の金融政策を巡る中央銀行トップなどの発言次第では、売り買いが交錯する可能性がある」(外為ブローカー)との声があった。
