小規模校生かした紙面
相馬市の八幡幼稚園・小学校PTA会報「しだれ桜」は毎年、1学期末と3学期末の2回発行でA4判8ページ。タイトルの「しだれ桜」は、かつて同校のシンボルとして校門付近にあった大きなしだれ桜から名付けた。
会報の製作は、幼稚園、小学校の各学年から保護者1人ずつと担当教諭の合わせて10人でつくるPTA教養委員会が担当。最新号となる第96号では新1年生全員の作文を掲載したほか、PTAの新入会員紹介など小規模校ならではの児童、保護者一人一人を大切にした紙面となっている。
3学期末発行の第97号では卒業生を特集。6年生全員とその保護者のほか、修了園児全員のあいさつ文を掲載する予定で、委員会は現在、編集作業を進めている。委員会は「会報を通して親子や保護者同士の会話のきっかけになれば」としている。
PTA教養委員会委員長の管野恵里さん 保護者が求めている情報を提供できるように心掛けています。今後も先生や保護者の協力を得ながら、取り組みたい。
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