「ケータイ」題の討論掲載
福島市の渡利中の父母と教師の会広報部が発行する「みくわば」は7月と12月の年2回発行。保護者や生徒が読みたいと思うようなテーマを見つけ、毎回さまざまな特集を組んでいる。
広報部員16人が編集作業に取り組み、週1回の編集会議を通して紙面制作を行っている。1面には写真とともに校内の行事を大きく掲載し、文化祭や修学旅行の様子を紹介している。
「みくわば」では、毎回独自のテーマを設けて特集記事を組む。昨年7月発行の100号では、「ケータイ時代を生き抜こう!」と題した座談会を中心に構成。中学生と携帯電話の関係や必要性などを部員と同校養護教諭で討論した様子を掲載し、好評を博した。同号は、福島市小中学校PTA連合会主催の広報紙コンクールで最優秀賞を受賞しており、部員らはさらなる上を目指し次号の制作に取り組んでいる。
広報部長の藤田理穂さん 部員同士の雑談の中から面白いテーマが見つかる。子どもたちから情報を集め、誰もが読んで楽しい新聞をつくりたい。
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