現場で取材し多彩な情報
福島市の福島四小PTA広報部が年2回発行している広報紙「梅友」。児童の生き生きとした表情と学校の温かな話題が数多く掲載された同紙は、多くの保護者と児童に親しまれている。
モットーは「親子で楽しめる紙面づくり」。広報部員がデジタルカメラを手に持ち、さまざまな学校行事に参加。細やかな取材を基に書かれた記事には、学校と家庭をつなぐ多彩な情報が詰まっている。
昨年は創立100周年に合わせ特別号の編集に挑んだ。学校周辺の景色を写した半世紀前の写真と現在の写真を並べて掲載する「目で見る今昔写真くらべ」は、地域とともに歩んできた同校の歴史をまとめた紙面として高い評価を受けた。
同紙は、4月に福島民友新聞社と県PTA連合会の主催で開かれた「第45回県小中学校新聞・PTA広報紙コンクール」で最優秀を獲得した。
広報委員長の渡辺靖さん 今後、登下校を見守ってくれる地域の人たちにもスポットを当てた紙面づくりに取り組んでみたい。
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