地域と学校の懸け橋に
福島市の渡利小PTA広報部と広報担当教諭で作る学校新聞「和多里」。毎号、親子で楽しめる紙面づくりをテーマに工夫を凝らした内容となっている。
紙面づくりはPTA広報部が編集会議を開き、記事の内容や割り付けを決める。そこから数カ月、情報収集から取材、校正まで印刷以外のすべての工程を部員が一括で手掛ける。
前期活動をまとめた7月号は、1学期に行った運動会や鼓笛パレードをする児童たちの生き生きとした姿をカラー写真で掲載した。中面には3ページを使って「渡利再発見!」と題し、地区内の名所や名跡を紹介。自然に囲まれた渡利地区の見どころを伝えた。
学校新聞は回覧板でも紹介され、地域と学校の懸け橋となっている。
高橋友憲校長は「新聞を通じて一層、親子や地域のつながりを深めてほしい」と話している。
委員会担当の斎藤秀樹教諭 広報部の紙面づくりに取り組む姿勢は素晴らしい。分かりやすい内容で、記事に載っていることを児童が話題にするなど好評。
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