「保護者の視点」大事に
桑折町の半田醸芳小PTA教養委員会がつくる会報「まつば」。創刊は1954(昭和29)年で、7月に発行した最新号で170号を迎えた。
毎号A4判モノクロの全4ページで、年2回の発行。運動会や田植え、美化活動などの行事のほか、新入児童や新任の教職員ら、新たな学校の一員を紹介している。
編集では、児童の笑顔や、動きがある写真をメーンに使用。また、児童の行事に参加した際の感想を多く入れるなどし、温かみのある紙面づくりを心掛けている。
これまでは校長あいさつを表紙のトップ記事に使っていたが、「PTAの広報紙は保護者が保護者の視点で保護者に伝えるもの」と役割を見つめ直し、最新号からはPTA会長あいさつをトップに使用。また町らしさを出そうと、町のマスコットキャラクター「ホタピー」も掲載するなど、紙面の向上に努めている。
PTA教養委員長の松野照子さん 紙面のカラー化やレイアウトの変更などを検討し、毎回前号の踏襲とならないように試行錯誤を重ねている。
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