衛生管理し少人数で運営 こども食堂ネットワークがメッセージ
県内で子ども食堂を運営する23団体で構成する「ふくしまこども食堂ネットワーク」(江川和弥代表)は7日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言の延長を受けたメッセージを発表した。子ども食堂については適切な衛生管理を実施し、保護者の承諾や地域の実情を踏まえて少人数で運営するとした。
同じ空間に不特定多数の参加者やボランティアがいる事業は実施しない。やむを得ず休止している子ども食堂もあるが、感染状況が落ち着き次第、順次再開するとしている。
メッセージでは、子どもたちに向け「自分のことを考えるチャンス。自分でできることはどんどんやってほしい。自宅で過ごすことが指導されているが、時には外遊びを」と発信した。保護者には、ストレスがたまったら関係機関に相談すること、学校には子どもへの連絡などを呼び掛け「多様な時間の過ごし方や家族の在り方の可能性を発信しながら、子どもへの視点を大切に、この危機に向き合っていきたい」としている。