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福島県内就活に補助 保育士養成県外進学者

 

 県内の待機児童数は2017(平成29)年度の616人をピークに減少が続いている。県は本年度、県外の保育士養成施設に進学した県民が県内で就職活動する場合、3万円を上限に交通費などを補助する新たな取り組みを実施する。

 県は施設整備に対する市町村への補助と保育士確保を両輪で進める考え。保育士確保ではこのほか、潜在保育士の再就職を支援するため、保育所の現場を見学するツアーも企画する。一方、経営者向けの保育士セミナーも予定しているが、新型コロナウイルス感染症の影響で実施時期や実施方法などを再検討している。