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子どもの『心ケア』...親の支援も大切 帝京大・黒田教授が講演

 
帝京大の黒田美保教授

 子どものメンタルヘルスケアをテーマとした研修会が20日、福島市のコラッセふくしまで開かれ、帝京大の黒田美保教授が東日本大震災後の本県の子どもたちの心の問題などをテーマに講演した。

 弘前大大学院医学研究科付属子どものこころの発達研究センターの主催、福島大子どものメンタルヘルス支援事業推進室などの後援。

 同センターは2014(平成26)年から県教育委員会から「緊急スクールカウンセラー等派遣事業」を受託しており、事業の一環として研修会を開いた。

 黒田教授は、震災後の本県で子どもの心のケアに当たった経験を踏まえ、子どもだけでなく親の心についても支援する必要性があることを強調した。