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新地・福田保育所が完成 3月7日使用開始、園庭に屋根付きテラス

 

 新地町の福田保育所の新築工事が完了した。3日に現地で完成を祝う式典が行われた。7日から使用する。

 1980(昭和55)年に建設された旧施設は老朽化し、東日本大震災後、一部で耐震性が不足していることも分かり、建て替えられることになった。

 完成した施設は鉄骨造り平屋で、延べ床面積961.51平方メートル。定員は90人。保育室やランチルームのほか、備蓄倉庫を備えた遊戯室などを設置した。園庭に面して屋根付きのテラスも設け、雨天時でも子どもたちが伸び伸びと活動できる環境を整えた。

 総事業費は4億3890万円。今後園庭の整備や工事中に使用していた仮設保育所の解体を進める。

 式典では大堀武町長が「子どもたちの衛生、安全面に十分配慮した建物となった。今後も地域の子どもたちの成長のため力を尽くす」とあいさつ。遠藤満町議会議長が祝辞を述べた。

 席上、施工を担当した特定業務共同企業体を構成する清水建設と日総建に、大堀町長が感謝状を贈呈した。