【NIETOP】
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郡山工場の輪転機は、最大40ページ、カラー面16ページの印刷が可能になり、これまで以上に色鮮やかなカラーと充実した紙面を提供できる体制が整いました。超高速オフセット輪転機3セット、フィルムを使わずに直接アルミ版にデータを記録できるCTP全自動製版機など最新鋭の機器を導入し、1分間に最大約1000部というハイスピードでの印刷ができます。 |
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日本では多くの家庭で新聞をとっています。日本新聞協会に加盟している新聞の総発行部数は1日当たり約5231万部です(朝刊・夕刊のセットを1部として計算/2006年10月現在)。新聞の普及率は1部あたり2.43人。1世帯あたり1.02部。なお、国際的には、朝夕刊セットを2部として数える方法がとられ、総発行部数は6910万部となります。
福島民友新聞の発行部数は?
2008(平成20)年1月1日現在で210,722部の発行部数を誇っています。 |
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日本では、日刊新聞の大きさは2種類で、ほとんどの新聞がそのいずれかです。新聞を高速印刷する輪転機が明治時代の後半に輸入され、輪転機にあわせて新聞の大きさが決まり、新聞用紙の規格化が進んで今日に至っています。輪転機の印刷工程で、新聞用紙をインキのついた版に重ねるゴム製のマットをブランケットといい、その大きさに合わせた新聞をブランケット版、小さい方はその半分でタブロイド版と呼んでいます。早くから規格化されたことにより、輪転機はじめ関連技術の開発も進みました。これに対して、海外では、日本と同様に規格化している国、新聞によってサイズが異なる国など、いろいろあります。 |
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2003年1年間に日本の新聞全体(日本新聞協会加盟の新聞社が9割余を占めています)で、約392万トン、1か月に約32・6万トンの巻取紙を使っています。新聞用紙は、木材加工後の切れ端や、倒れたり曲がったりして建材には適さない廃材と、回収した新聞古紙を主な原料として作られています。日本の新聞用紙の原料に占める古紙の割合は平均58%程度(2000年)で、世界的にみてトップレベルにあります。このように、新聞界は製紙メーカー等と協力して、リサイクルと環境問題に真剣に取り組んでいます。新聞古紙は、新聞用紙の貴重な資源でもあるからです。 |
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(c)SANRIOCO.,LTD.
APPROVAL NO. S511902
福島民友新聞社の
イメージキャラクター「キティちゃん」
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1871年1月(明治3年12月)に、横浜で発行された「横浜毎日新聞」が、日本で最初の日刊新聞です。活字を使った裏表2ページの新聞で、日本の近代新聞の幕開けを告げました。その後、短い年月の間に日本各地で多くの新聞が生まれました。世界最古の日刊新聞は1650年にドイツのライプチヒで創刊された「アインコンメンデン・ツァイトゥンゲン」といわれています。15世紀の中ごろ、グーテンベルクが活版印刷術を発明しましたが、当時は手書き新聞が多く、本格的な新聞の定期発行は17世紀に入ってからのことでした。 |
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※「ニュースパーク(日本新聞博物館)」より許可を得て掲載しています。
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