【イカリモンガ】 チョウの仲間に似てる

 
カタクリの蜜を吸うイカリモンガ

 カタクリの花にのってイカリモンガが蜜(みつ)を吸(す)っていました。イカリモンガはその名の通りガの仲間ですが、一見チョウのようです。

 「日中に活動する」「はねをたたんでとまる」「触角(しょっかく)が細い」など、ガの仲間でありながら、チョウの仲間の特徴(とくちょう)を持っています。はねを広げた大きさは約3.5センチ。年2回現(あらわ)れます。

 夏に羽化(うか)した仲間は、落ち葉の下や朽(く)ち木の中で越冬(えっとう)し、翌春(よくしゅん)再(ふたた)び活動を始めます。