本県は9校が認定 NIE実践指定校

 

 日本新聞協会は11日、教育現場で新聞を活用する「NIE」(教育に新聞を)の2012年度実践指定校に全都道府県の554校を決定した。うち先進的な取り組みをしている学校などの「奨励枠」として20都道府県の51校を認定した。

 実践校の内訳は小学校228校、中学校185校、高校96校、小中併設校2校、小中一貫校8校、中高一貫校28校、特別支援学校5校、高専2校。新たに活動に取り組むのは250校。

 本県からは、小、中学、高校合わせて9校が認定された。指定は原則2年間(奨励枠は1年間)で、授業などで新聞を活用してもらうために、一定期間の購読料を同協会と各新聞社が補助する。同協会の決定を受け、県NIE推進協議会は19日、福島市で実践校認証状交付式を行う。

 今年のNIE全国大会は30、31の両日、福井市で開かれる。本県の実践指定校次の通り。

 新規=大成小、柴宮小(郡山市)富野小(伊達市)西根中(福島市)相馬高(相馬市)▽継続=湊小、日新小(会津若松市)平四小(いわき市)桜の聖母学院中(福島市)