14年度NIE実践校に御山小など指定 推進協、新聞活用誓う

 

 教育現場の新聞活用の普及に取り組む県NIE推進協議会(代表幹事・菅野厚福島民友新聞社取締役販売局長)は28日、福島市で総会を開き、本年度のNIE実践指定校12校を決めた。

 同協議会は、福島民友新聞社をはじめ県内の地方紙と全国紙の計8社、県教委などで組織し毎年、十数校への各紙の提供、記者派遣などを展開している。

 総会で菅野代表幹事は「NIE20年目の節目として、本県でもNIEアドバイザー派遣の実現を目標に一層の飛躍ができるよう取り組みたい」とあいさつした。飯村新市県教育庁義務教育課長が「子どもたち、地域の実情を踏まえ、教育現場とメディアの連携を強めて新聞活用を進めていく」と述べた。尾高泉日本新聞協会新聞教育文化部長が「新聞の学習効果を教育行政に示すための事例集め、学校図書館への新聞配備などに尽力する」と話した。総会ではこのほか、本年度事業計画などを決めた。

 実践指定校次の通り。

 新規=御山小、大鳥中、橘高(福島)桜小(郡山)川谷小、川谷中(西郷)▽継続=桜の聖母中・高(福島)柴宮小(郡山)永和小(会津若松)平五小、中央台南中、いわき秀英中(いわき)