五輪取材の体験語る 本紙鈴木記者が母校訪問
白河市の五箇小(増子春夫校長)は25日、同校で福島民友新聞社の「新聞ふれあい講座 まなぶん」を開き、児童が新聞の役割や記者の仕事のやりがいなどについて教わった。
5、6年生約20人が参加した。同校卒業生で本紙喜多方支社の鈴木健人記者が講師を務め、昨年8月に現地取材したリオデジャネイロ五輪の様子を紹介。「開幕前に治安など数多くの問題が不安視されていたが、現地は熱気にあふれていた」と振り返った。
鈴木記者は小学生の時から新聞を読む習慣があり、クラスで行われていた「3分間スピーチ」の題材に記事を役立てていた経験にも触れた。
記者の魅力については「各地に足を運び、いろいろな人に出会って話を聞くことができる。自分の視野が広がる」と述べた。
この後、渡辺順まなぶん事務局長が「新聞を読み、それぞれ善悪の判断基準などに生かしてほしい」と説明した。
講座を受けた6年生の菊地優心さん(12)は「普段からスポーツや地域に関する記事を読んでいるので、これからも続けたい」と話した。
実施校受け付け
福島民友新聞社は教育現場と連携し、教育に新聞を活用するNIE活動を積極的に推進しています。この中では、本紙記者らが学校を訪れて「18歳選挙権」など時事問題から新聞のあれこれまでを解説する「新聞ふれあい講座 まなぶん」を設けており、実施校を随時受け付けています。
講座は無料。内容、時間は要望に応じます。学校向けのほか社会人、企業向けにも対応します。講座の申し込み、問い合わせは福島民友新聞社販売局「まなぶん事務局」(電話024・523・1462、平日午前10時~午後5時)へ。
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