情報収集、表現の仕方解説 本宮市で「まなぶん・新聞ふれあい講座」

 
福島民友新聞に目を通す職員

 行政職員対象に初開催

 本宮市は21日、「行政広報に役立つ新聞報道」と銘打った職員対象の広報研修会を市役所で開いた。福島民友新聞社「新聞ふれあい講座まなぶん事務局」の渡辺順事務局長が、新聞を活用した情報収集や表現の仕方などを解説した。

 行政職員を対象にしたまなぶん講座の開催は初めて。情報発信の在り方を学び、日ごろの業務に生かしてもらおうと企画され、広報紙の製作に携わる職員を中心に約30人が参加した。

 渡辺事務局長は21日の朝刊を教材に地方紙の役割や市町村との関係について説明、「情報は発信側の工夫で(受け手の)関心が変わってくる。地元紙と自治体とのつながりは深い。発信の仕方などを考え、日々の業務につなげてほしい」とアドバイスした。

 また信頼できる情報を集めた新聞を読むことで必要な知識が深まり、書く力が養われると強調した。

 ビジネスへの活用推進 

 福島民友新聞社は企業や団体と連携し、社員教育や人材育成に新聞を活用するNIB(Newspaper in Business=ビジネスに新聞を)活動を積極的に推進しています。この中では、本紙記者らが訪れて時事問題をはじめ新聞の読み解き方、社会人としての新聞活用法などを解説する「新聞ふれあい講座 まなぶん」を開講。さらに本紙を1カ月以上購読してもらい、知識が一層身に付くようフォローアップ指導も繰り広げます。

 申し込みは随時受け付けています。講座は無料。内容、時間は要望に応じます。新聞は購読しやすいよう大量一括購入価格で提供、5部以上で1カ月以上の定期購読が条件です。

 申し込み、問い合わせは福島民友新聞社販売局「まなぶん事務局」(電話024・523・1462、平日午前10時~午後5時)へ。